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ATF・CVTFの定期交換促進へ 振商一体で推進㊥ 【日刊自動車新聞】

2018.01.25
 本日の日刊自動車新聞九州版のページの中に、1月10日に同紙に掲載された福岡県自動車整備商工組合様の記事の続編が掲載されました。
 整備業界では「作業要領が分からない」「交換後に不具合が発生するリスクが高い」等の理由から、ATF/CVTF交換に対して消極的でしたが、福岡県自動車整備振興会はATF/CVTF交換を重要なメンテナンスの一つとして会員の整備工場様へ作業方法の講習会を開くなど積極的に推奨しています。併せて、不具合症状の改善の為、また交換後のトラブルを避ける為にATF交換時にはSOD-1Plusの添加を推奨していただいております。
ATF交換と同時にSOD-1Plus添加を推奨する理由はこちらの記事をご覧下さい↓↓
http://d1-chemical.com/atf


記事内容抜粋
ATF・CVTFの定期交換促進へ 振商一体で推進
 
 福岡県自動車整備振興会(内山邦彦会長)は17年夏に県内4地区で、ATFとCVTF交換に関する「技術研修会」を初開催した。研修会後、その定期交換の訴求を強化し、これまで取りのが逃していた需要をしっかりと取り込むことで、ユーザーの信頼獲得に結び付ける整備事業者が増えてきている。
 整備業界では①作業要領が分からない②交換後に不具合が発生するリスクが怖い③ユーザーへの提案方法が分からないなどの理由から、ATFやCVTFの交換に消極的な事業者も多い。技術研修会では、交換後のリスクに対する会員の不安感を取り除きながら、技術力と販売力を高めることを目指した。
 主な研修内容の①交換作業要領については、座学とチェンジャーを用いず手動式ポンプを使用してレベルゲージ無の車両やハイブリッド車の交換作業を行う実技を実施した。また②交換後にトラブルが発生するリスクを抑える方法については、交換の可否を判断する点検の手法を紹介。オイル添加剤「SOD-1Plus」を製造するD1ケミカルが推奨する「コンタミチェッカー」を使用した事前チェックのやり方を解説するとともに、過走行車や長期使用車に追加すべき整備内容などについて研修した。併せて、整備工場で主に不具合症状の改善のために使われているSOD-1を予防整備のために添加することも推奨した。
 ③ユーザーへの提案方法については、リスク回避のためのコンタミチェッカーを用いた点検が、ユーザーへの説明にも生かせることを解説。さらに、セールストークの具体例や商談テーブルなどに置く提案ツールなども紹介した。
 この研修会の開催などが奏功して、福岡県自動車整備商工組合の2017年度4~12月のATFとCVTFの売り上げは、前年から約60%増と急伸。そして、定期交換を促進する取り組みは、福岡県以外の整備事業者にも広がり始めている。


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