ATF・CVTFの定期交換促進へ 振商一体で推進㊦ 【日刊自動車新聞】
2018.02.01
本日の日刊自動車新聞に「ATF・CVTFの定期交換促進へ振商一体で推進㊦」が掲載されました。自動車の平均使用年数の長期化が進行しているなかで、弊社が数年前から推奨してきたAT・CVTフルード交換の手法が福岡県自動車整備振興会様を中心に全国に広がりつつあります。今年は福岡県自動車整備商工組合様を窓口として、全国の整備商工組合様でSOD-1Plusのお取扱いが始まる予定です。
ー以下記事内容抜粋ー
福岡県自動車整備振興会・同商工組合(内山邦彦会長・理事長)が振商一体で推進するATFとCVTFの定期交換を促進する取り組みが整備事業者のビジネスチャンスを拡大している。自動車の平均使用年数の長期化が進行しているなかで、ATやCVTのメンテナンス需要は、今後ますます高まっていくことも予想されるだけに、福岡県での取り組みに注目が集まる。
その定期交換を促進する機運を高めたきっかけをつくったともいえるのが、福岡整振が効果検証などで商品開発に協力しているオイル添加剤「SOD-1Plus」を製造するD1ケミカルだ。同社は新たな手法を用いた事前点検やSOD-1の効果を生かし、フルード交換のリスクを低減する作業方法を確立。福岡整振・整商は、この作業方法の解説を盛り込んだ研修会を開催し、整備事業者がその定期交換を提案できる工場づくりをサポートしていった。
高い安全性を担保しながらその交換作業ができる工場は現状では限られていることもあって、福岡県では研修会後にフルード交換の訴求を強化することで、新規の集客を含めて入庫を拡大させた事業者が増えているようだ。それを裏付けるように、2017年度の福岡整商のATFとCVTFの売り上げは、前年同期比約60%も伸びているという。
福岡県でのこうした取り組みは、九州・沖縄各県の専務理事が集まった会合で情報共有化されて、他県にも広がり始めた。2017年12月にはオール九州で、各県の整備振興会の教育担当者を対象とした合同の技術研修会を初めて開催した。さらに福岡整商は定期交換促進のきっかけをつくったD1ケミカルが製造するSOD-1を17年度から全国の整備商工組合へ卸す窓口ともなった。
同商品は17年11月の滋賀整商を皮切りに、京都、和歌山、兵庫などで取り扱いがスタートしており、その定期交換を促進する動きは更に広がりそうな勢いだ。