導入事例

トヨタ ヴォクシー CVTフルード交換+SOD-1Plus添加で減速時の変速ショック改善!!_ZRR70G CVTフルード交換  変速ショック エアコンガスクリーニング  福岡県

2025.07.14 | AT/CVT/DCT
トヨタ ヴォクシー CVTフルード交換+SOD-1Plus添加で減速時の変速ショック改善!!_ZRR70G CVTフルード交換  変速ショック エアコンガスクリーニング  福岡県

導入事例データ

平成27年式・走行距離12万キロのヴォクシー、減速時変速ショックがあるとのことで、CVTフルード交換とエアコンガスクリーニングのご予約をいただいたお車のご紹介です。


【車両情報】
車両詳細:トヨタ ノア
車両年式:H27年5月
車両型式:DBA-ZRR80G
走行距離:124,109km


【作業メニュー】
・CVTフルード交換(循環交換)
・オイルパン脱着&清掃、ストレーナー交換
・エアコンガスクリーニング
【使用オイル】
・モチュール マルチCVTF
・万能オイル添加剤 SODー1Plus
・エアコンオイル添加剤 クールマックス
【作業時間】
・合計180分


今回のD1式フルード交換は以下のような流れで行いました。
1.内部摩耗診断(コンタミチェック)
2.オイルパン脱着、清掃、ストレーナー交換
3.循環交換+SOD-1Plus 添加

まずは、フルードの状況を診断するため少量抜き取ります。

お客様の声

施工前の悩みで減速時の変速ショックも施工後は減っていて、効果をすぐ実感することができました。ディーラーに相談したときは「やっても効果はわからないですよ」と塩対応されましたが、ここにきて悩みが晴れて良かったです。

このような件でお悩みの方、まずはご相談を。D1ガレージがサポートいたします。

内部摩耗診断(コンタミチェック)
コンタミチェックとはATF(オートマチックトランスミッションフルード)内部の
小さな異物(摩耗粉)をチェックするものです。異物が多いと交換後トラブルの原因になります。

コンタミチェックの結果は、摩耗度レベル「1.5」
異常摩耗なしミッション状態は良好です。
17万キロ走行しているお車ですが、レベルをクリアできたので安心して交換できます。
点検後、排出ドレンからフルードを測りながらすべて抜き取ります。
ストレーナー交換のためにオイルパンを外します。
これから内部の状態を確認し、清掃・再取付の作業へ進めていきます。
オイルパン内のマグネットには鉄粉が多く堆積しており、駆動部の摩耗が見られました。
マグネットとオイルパンは丁寧に洗浄し、異物による油路トラブルを予防しています。
左:旧品/右:新品

ストレーナーの内部には不織布のフィルターが使われています。

ご覧の通り、真っ黒です。

不織布フィルターですので当然清掃は出来ませんので新品に交換します。旧ストレーナーにはスラッジや鉄粉の付着があり、交換によりオイルの流れの改善と油圧の安定が期待できます。
オイルパンと磁石を綺麗に掃除して、ガスケットを新品に交換したらミッションに組み付けます。

専用のアタッチメントを取り付け、抜けた分のフルードを補充し、循環交換していきます。

今回、使用したフルードはモチュール マルチCVTF
モチュールは、フランスに本社を置く潤滑油メーカーで幅広いCVT に対応しつつ、高温時の安定性・耐摩耗性能に優れる高性能フルードです。
今回のノアではストップ&ゴーが多く熱ダレに強にフルードを選定しております。
■ 万能オイル添加剤「SOD-1Plus」添加

D1式フルード交換の最大のキーポイント、
それがSOD-1Plusの添加です。

フルード交換だけでは改善できない
パーツ内部の汚れを洗浄・保護しながら、変速ショックを抑えるのにも効果的です。
ゴム系パーツのメンテナンスや燃費改善も同時に行うことができます。
最後にエアコンガスクリーニングを行います。
今回のエアコンメンテはは以下のような流れで行いました。
1 エアコン吹き出し口温度確認(メンテ前)
2 PS1000接続・作業フロー
  「ガス・オイル回収→ガス再生→真空引き→オイル充填→ガス充填」
3 エアコン吹き出し口温度確認(メンテ後)


プロステップPS1000を車両のエアコン高圧・低圧ラインへ接続し作業開始です。
エアコン吹き出し口温度確認(メンテ前)「9℃」冷えてます
エアコン吹き出し口温度確認(メンテ後)「7℃」キンキンです。
エアコンガスは140g減っており補充、コンプレッサーオイル交換、真空引き30分実施で
元々冷えの良い状態から「2℃」の低下となりました!スゴイ!
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