導入事例

【ポルシェ マカン②】 動力伝達系オイル交換+SOD-1Plus添加で発進時のガタガタと異音改善!!_J1H2 PDKフルード交換 トランスファオイル交換 デフオイル交換   福岡県

2025.07.14 | AT/CVT/DCT
【ポルシェ マカン②】 動力伝達系オイル交換+SOD-1Plus添加で発進時のガタガタと異音改善!!_J1H2 PDKフルード交換 トランスファオイル交換 デフオイル交換   福岡県

導入事例データ

走りと高級感をかな備えた人気SUV ポルシェ「マカン」の続きになります。

【車両情報】
車両詳細:ポルシェ マカンGTS
車両年式:H29年1月
車両型式:ABA-J1H2
走行距離:100,317km

【作業メニュー】
・PDKフルード交換
・トランスファオイル交換
・リアデフオイル交換

【使用オイル】
・モチュール マルチ DCTフルード
・モチュール DCTオイル
・ロイヤルパープル シンクロマックス
・ロイヤルパープル マックスギヤ75W-90
・万能オイル添加剤 SODー1Plus
・エアコンオイル添加剤 クールマックス
【作業時間】
・合計300分

中古購入からの異音&振動の原因は、ポルシェSUVの持病トランスファー。
なんとオイル量は0.58Lと少なく、メンテ必須の要注意ポイントです!
トランスファーは4WD車の前後輪の駆動分配を行いスムーズでロスのない走りを調整する重要なパーツです。
今回は、ロイヤルパープル+SOD-1で交換しました。

同じ症状でお悩みの方は、ぜひD1ガレージへご相談ください。
【トランスファ編】
トランスファオイルを排出して行きます。

トランスファ(ギヤ)オイルは、定期的な交換が異音などのトラブル予防となります。

オイルは、劣化が進むと油膜切れを起こし、摩耗・異音・振動・焼き付きの原因となるためです。
さらに、酸化や乳化が進行すればオイルシールも傷み、オイル漏れや高額な修理につながるリスクもあります。

※交換の目安は「4年または40,000kmごと」を推奨しています。
■ オイル比較

左:新油 / 右:交換前の廃油

ご覧のとおり、廃油は真っ黒です!
状態の違いが一目で分かります。

名前の通りこの紫色の新油がロイヤルパープルになります。
■ 万能オイル添加剤「SOD-1Plus」添加

トランスファのトラブル予防には、SOD-1Plusの添加が効果的です。

その理由は、トランスファは高負荷がかかりやすく、内部の摩耗や焼き付き、異音・振動などのリスクが常にあるためです。
そのまま使い続ければ、性能低下や重大な故障につながることもあります。

この添加剤は、強固な油膜で金属摩耗を防止し、優れた潤滑性を保ちながらシール部にも作用。
滲みや漏れの予防にも効果を発揮します。さらに、過酷な使用環境でも安定した性能を維持し、トラブル防止と部品の延命に大きく貢献します。
■ オイル注入

トランスファを守るには、信頼性の高いオイルを使い、定期的に交換することが大切です。

その理由は、トランスファは常に高負荷がかかる部位であり、オイルが劣化すると摩耗・焼き付き・異音・振動などの原因になるためです。
とくに見えない内部こそ、適切なオイル管理が重要です。

今回、トランスファに使用したギヤオイルはロイヤルパープル シンクロマックス
アメリカ・テキサス州に本社を置くロイヤルパープル社が独自に開発したオイルで、特殊添加剤を配合し、高い酸化防止性能を持った100%化学合成オイルです。

注入口から適正量までしっかり注入し、オイル量を確認して作業完了です。
【リヤデフ編】

デフオイルを排出していきます。

劣化したオイルは油膜切れを起こし、ギヤやベアリングの摩耗・異音・焼き付きの原因に。
さらに、金属粉の蓄積や酸化・乳化が進行すると、オイルシールが劣化し、オイル漏れや高額修理につながるリスクもあります。

だからこそ、見えない部分のメンテナンスが重要。
リヤデフ(ギヤ)オイルは「4年または40,000kmごと」の定期交換を推奨しています。
ドレンボルトを確認したところ、マグネット部には少量の鉄粉が付着していました。
しっかりと清掃を行い、異物が残らないことを確認したうえで、取り付けました。
■ オイル比較

左:新油 / 右:交換前の廃油

こちらもご覧の通り、真っ黒です。
■ 万能オイル添加剤「SOD-1Plus」添加

デフを長く安心して使うためには、SOD-1Plusの添加が非常に有効です。
その理由は、SOD-1Plusが持つ優れた極圧性と油膜保持力にあります。

これにより、ギヤやベアリングの金属摩耗を抑制し、
高温時でも潤滑性能を維持することで、デフ鳴きや異常摩耗を軽減。
さらに、シール部にも浸透するため、滲みやオイル漏れの予防にも効果があります。

こうした働きによって、デフの負担を減らし、コンディション維持に大きく貢献します。
■オイル注入

デフの性能と寿命を守るためには、信頼性の高いギヤオイルの使用が重要です。
その理由は、オイルの性能が潤滑・耐久・静粛性に直結するからです。

今回、リヤデフに使用したギヤオイルはロイヤルパープル マックスギヤ75W-90
アメリカ・テキサス州に本社を置くロイヤルパープル社が独自に開発したオイルで、特殊添加剤を配合し、高い酸化防止性能を持った100%化学合成オイルです。



注入口から適正量を注入し、オイル量を確認して作業完了。安心して走れるコンディションに仕上がりました。
最後にエアコンガスクリーニングを行います。
今回のエアコンメンテはは以下のような流れで行いました。
1 エアコン吹き出し口温度確認(メンテ前)
2 PS1000接続・作業フロー
  「ガス・オイル回収→ガス再生→真空引き→オイル充填→ガス充填」
3 エアコン吹き出し口温度確認(メンテ後)


プロステップPS1000を車両のエアコン高圧・低圧ラインへ接続し作業開始です。
エアコン吹き出し口温度確認(メンテ前)「8℃」冷えてます
エアコン吹き出し口温度確認(メンテ後)「7℃」冷え冷えです
エアコンガスは205g減っており補充、コンプレッサーオイル交換、真空引き30分実施で
元々冷えの良い状態から「1℃」の低下となりました!
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