導入事例

【ポルシェ マカン①】 動力伝達系オイル交換+SOD-1Plus添加で発進時のガタガタと異音改善!!_J1H2 PDKフルード交換 トランスファオイル交換 デフオイル交換   福岡県

2025.07.11 | AT/CVT/DCT
【ポルシェ マカン①】 動力伝達系オイル交換+SOD-1Plus添加で発進時のガタガタと異音改善!!_J1H2 PDKフルード交換 トランスファオイル交換 デフオイル交換   福岡県

導入事例データ

走りと高級感をかな備えた人気SUV ポルシェ「マカン」が入庫!

実はこのマカン、ポルシェSUVの”持病”ともいえるあの症状が...
そこで、伝達動力系のオイルメンテナンスを施工しました。
中古車購入時から、異音と振動が気になるとご相談いただきました。

 
【車両情報】
車両詳細:ポルシェ マカンGTS
車両年式:H29年1月
車両型式:ABA-J1H2
走行距離:100,317km

【作業メニュー】
・PDKフルード交換
・トランスファオイル交換
・リアデフオイル交換

【使用オイル】
・モチュール マルチ DCTフルード
・モチュール DCTオイル
・ロイヤルパープル シンクロマックス
・ロイヤルパープル マックスギヤ75W-90
・万能オイル添加剤 SODー1Plus
・エアコンオイル添加剤 クールマックス【作業時間】
・合計300分


今回のD1式フルード交換は以下のような流れで行いました。
1.内部摩耗診断(コンタミチェック)
2.PDK(クラッチパート側)ストレーナー、フィルター交換
3.PDKフルード交換(クラッチパート側)循環交換+SOD-1Plus 添加
4.PDKオイル交換+SOD-1Plus 添加(ミッションパート側)

内部摩耗診断(コンタミチェック)
コンタミチェックとはATF(オートマチックトランスミッションフルード)内部の
小さな異物(摩耗粉)をチェックするものです。異物が多いと交換後トラブルの原因になります。


コンタミチェックの結果は「摩耗レベル1.5」。
ほぼ摩耗なしで、ミッション内部は非常に良好な状態でした。
こうした事前チェックにより、安心してフルード交換が行えます。
DSGフルード排出の様子。全量交換することにより、摩耗粉を外部に排出します。
オイルパン取り外しの様子。
オイルパン、マグネット清掃前の様子。
マグネットに鉄粉が堆積しているので交換又は清掃を行います。
新品のオイルストレーナーに交換していきます。
左:新ストレーナー、右:旧ストレーナー。
ストレーナーには摩耗粉やスラッジが堆積し詰まっているため、交換を行います。
左:新フィルター、右:旧フィルター。
フィルターには摩耗粉やスラッジが堆積し詰まっているため、交換を行います。
プレッシャーフィルター交換の様子。
戻り側のフィルターにも鉄粉、スラッジが詰まるので交換します。

【新旧フルード比較】
右側が新油、左側が抜き取ったフルード
抜いたフルードはご覧の通り真っ黒!!
今回使ったフルードはモチュール マルチ DCTフルード、 高温時の安定性・耐摩耗性能に優れる高性能フルードです。

フルード交換後
万能オイル添加剤「SOD-1Plus」添加
D1式フルード交換最大のキーポイントSOD-1Plusの添加です。
フルード交換だけでは改善できないパーツ内部を洗浄・保護しながら、ゴム系パーツのメンテナンスや燃費向上も同時に行うことが出来ます。
DSGギアパートのオイル交換します。
この車両はDSGミッションパートとDSGギアパートに分かれているので両方交換します。
こちらも抜いたオイルはご覧の通り真っ黒!!
■ 万能オイル添加剤「SOD-1Plus」添加

D1式フルード交換の最大のキーポイント、
それがSOD-1Plusの添加です。

フルード交換だけでは改善できない
パーツ内部の汚れを洗浄・保護しながら、
ゴム系パーツのメンテナンスや燃費改善も同時に行うことができます。

■ オイル注入

信頼性の高いオイルを使い、定期的に交換することが大切です。

今回はモチュール DCTオイルを使用しました。

注入口から適正量までしっかり注入し、オイル量を確認して作業完了です。
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