導入事例

【トヨタ カローラフィルダー】CVTフルード交換+SOD-1Plus添加で予防整備!CVTフルード交換 ストレーナー交換 予防整備 福岡県

2025.07.07 | AT/CVT/DCT
【トヨタ カローラフィルダー】CVTフルード交換+SOD-1Plus添加で予防整備!CVTフルード交換 ストレーナー交換 予防整備 福岡県

導入事例データ

トヨタ カローラフィールダーをご紹介します。
「10万キロ走行しているのでストレーナー交換も含めてフルード交換をお願いしたい」
とご予約をいただいたお車です。

【車両情報】
車両詳細:トヨタ カローラフィールダー
車両年式:2013年3月
車両型式:DBA-NZE161G
走行距離:105,907km

【作業メニュー】
・CVTフルード交換

【使用オイル】
・モチュール マルチ CVTF
・万能オイル添加剤 SODー1Plus

【作業時間】
・合計180分

お客様の声

「交換前に特別な不具合はなかったのですが、交換後は特に低速走行時のスムーズさを体感できました。また、停車時にアイドリングが不安定になることが時々ありましたが、それも改善されました。10万キロ以上の多走行車ですがまだまだ走れそうです!」

今回のD1式フルード交換は以下のような流れで行いました。

1.内部摩耗診断(コンタミチェック)
2.オイルパン脱着、清掃、ストレーナー交換
3.循環交換+SOD-1Plus 添加


リフトアップ後の点検では、漏れやにじみもなく、全体的に良好な状態でした。
まずは、フルードの状況を診断するため少量抜き取ります。
内部摩耗診断(コンタミチェック)
コンタミチェックとはATF(オートマチックトランスミッションフルード)内部の
小さな異物(摩耗粉)をチェックするものです。異物が多いと交換後トラブルの原因になります。

■ コンタミチェックの結果

コンタミチェックによる摩耗度は「レベル1.5」。
定期的に交換されていた車両だったのでフルードの劣化も少なく、
ほぼ摩耗なしで、ミッションの状態も非常に良好でした。

こうした事前チェックによりトラブル無く安心してフルード交換ができます。
過走行などで諦める前に、まずは、D1ガレージへご相談を。
点検後、オーバーフローチューブを取り外し、フルードをすべて抜き取ります。
ストレーナー交換のためにオイルパンを外します。
これから内部の状態を確認し、清掃・再取付の作業へ進めていきます。

清掃前のオイルパン内部には、スラッジや鉄粉が広範囲に付着しており、
マグネットにも鉄粉が厚く堆積している状態でした。
このままでは油路やバルブボディへの悪影響が懸念されるため、洗浄作業を実施しました。
オイルパン内のマグネットには鉄粉が多く堆積しており、駆動部の摩耗が見られました。
マグネットとオイルパンは丁寧に洗浄し、異物による油路トラブルを予防しています。
清掃前のオイルパン内部には、スラッジや鉄粉が広範囲に付着し、
マグネットにも鉄粉が厚く堆積している状態でした。

そこで、オイルパン全体とマグネットを丁寧に洗浄し、付着物をしっかり除去。
これにより、油路やバルブボディへの影響を防ぎ、内部をクリーンな状態に整えました。

オイルパン脱着後、オイルストレーナーを外し、バルブボディ表面に付着したスラッジや鉄粉を確認。
パーツクリーナーとウエスを使用し、電装部に触れないよう注意しながら丁寧に清掃しました。

これにより、油路の詰まりやソレノイド作動不良の予防につながります。
左:新品/右:旧品

旧ストレーナーにはスラッジや鉄粉の付着があり、
交換によりオイルの流れの改善と油圧の安定が期待できます。
オイル管理の一環として、新品のストレーナーに交換します。
スラッジや金属粉の詰まりを防ぎ、油圧トラブルを予防します。
オイルパン取り付け面を清掃後、ガスケットを使用して取付。
対角順に規定トルクで締付け、シール性を確保しました。
モチュールは、フランスに本社を置く潤滑油メーカーで幅広いCVT に対応しつつ、高温時の安定性・耐摩耗性能に優れる高性能フルードです。
今回のカローラフィールダーではストップ&ゴーが多く熱ダレに強にフルードを選定しております。

■ 万能オイル添加剤「SOD-1Plus」添加

D1式フルード交換の最大のキーポイント、
それがSOD-1Plusの添加です。

フルード交換だけでは改善できない
パーツ内部の汚れを洗浄・保護しながら、
ゴム系パーツのメンテナンスや燃費改善も同時に行うことができます。
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