導入事例

【ポルシェ マカンS】PDKフルード交換+SOD-1Plus添加で変速ショック改善!_J1K30  

2022.02.15 | AT/CVT/DCT
【ポルシェ マカンS】PDKフルード交換+SOD-1Plus添加で変速ショック改善!_J1K30  

導入事例データ


【車両情報】
検証車両:Porsche Macan S
 車両年式:R1年8月20日
 車両型式:3BA-J1K30

【走行距離】
38,394㎞


・オイル量
 エンジン総油量 :5.1L
 ミッション総油量:7L

・SOD-1 Plus添加量
 エンジン :510ml(10%)
 ミッション:490ml(7%)
【車両の状況】
■添加前
走行中に変速ショックが発生し、乗り心地が非常に悪い状態でした。
※ソレノイドバルブ、プレッシャーフィルターに鉄粉・スラッジ・クラッチ摩剤の詰まりが考えられるのでフルード交換で除去していきます。

■添加後
フルード交換+SOD-1 Plus添加を行い、変速ショックが改善され、スムーズな動作を取り戻しました。
※コンタミチェック確認にて鉄粉・クラッチ摩剤が確認できたのでフルード交換で除去し正常な動作に戻りました。
また、スラッジ除去による変速ショックの改善も考えられます。


輸入車販売店様より、オーナー様からの「変速ショックを改善してほしい」というご要望を受け、DSGフルード交換のご依頼をいただきました。D1式フルード交換で対応させていただきました。

この車両は、V6ターボエンジンを搭載し、最高出力260kW(354馬力)、最大トルク480Nm、最高速度254km/hを誇るスポーツカーSUVです。せっかくの高性能スポーツカーなのに、変速ショックが原因で乗り心地が損なわれてしまうのは非常にもったいないですよね。
オーナー様にご満足いただけるよう、D1式フルード交換を実施し、最適な状態に仕上げていきます。

【D1式フルード交換 作業内容】
ステップ1:内部摩耗診断(コンタミチェック)
ステップ2:フルード交換(摩耗による鉄粉排出)
ステップ3:SOD-1Plus添加(トラブル予防・改善)
追加:プレッシャーフィルター

■ステップ1:内部摩耗診断
コンタミチェックの摩耗度は、 レベル1.5。
「交換後トラブルの心配なし」の診断結果のため、フルード交換を実施します。
左:チェック前、右:チェック後

変速ショックがひどいため鉄粉量が多いと予想していましたが、実際にはレベル1.5と普通でした。そのため、原因はバルブやクラッチ板にある可能性が高いと推測されます。

■ステップ2:フルード交換
DSGフルード排出の様子。全量交換することにより、摩耗粉を外部に排出します。
※交換時期は2年又は2万㎞をおすすめします。
プレッシャーフィルター交換の様子。
戻り側のフィルターにも鉄粉、スラッジが詰まるので交換します。
■ステップ3:SOD-1Plus添加
DSGフルード注入後にSOD-1Plus添加の様子。
添加することでオイル劣化を抑え金属摩耗による変速不具合となる鉄粉を予防しスムーズな走りを維持します。
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