導入事例

【船舶】船舶専用添加剤 SOD-1 MARINE 施工事例 販売店試験協力:有限会社みのしまマリン様

2022.01.11 | すべて、エンジン、マリンギヤ
【船舶】船舶専用添加剤 SOD-1 MARINE 施工事例 販売店試験協力:有限会社みのしまマリン様

導入事例データ

【船舶データ】ヤンマーEX40-DS 2006年進水
【エンジン】6CXAS-GT
【軸タイプ】シャフト船
【アワメーター】538h
※年数的に1周回った可能性があるとの事
【燃料】軽油

現在の状況
・主機機関良好
・油脂類は直近にメンテナンス済み

検証手順

検証手順
施工日:2021年10月7日
天候:晴れ
気温:26.6℃
湿度:60%
大気圧:1013hpa
①添加前にアイドリング、1000rpmにて振動値、騒音値の計測を行う。
②エンジンオイルに10%添加。その後アイドリング、1000rpmにて各項目添加後のデータを取る。
添加前のアイドリング回転数は約500rpm

エンジンの振動測定

エンジンの振動測定
船主が最も体感しやすい舵にて振動計でのデータ採取を行う。
アイドリング時
500rpm
添加前振動数値
2.25m/s2
アイドリング時
500rpm
添加前振動数値
2.25m/s2
アイドリング時
600rpm
添加後振動数値
1.22m/s2
1.03m/s2の減少に成功
アイドリング時
600rpm
添加後振動数値
1.22m/s2
1.03m/s2の減少に成功
添加前1000rpm
振動値
1.04m/s2
添加前1000rpm
振動値
1.04m/s2
添加後1000rpm
振動値
0.30m/s2
0.74m/s2の減少に成功
添加後1000rpm
振動値
0.30m/s2
0.74m/s2の減少に成功

エンジンの騒音測定

エンジンの騒音測定
エンジンルームハッチ付近での測定を行う。アイドリングでは数値の違いが出なかった為、1,500rpmと2,000rpmでの比較を行う。
添加前1,500rpm
騒音値:84.9dB
添加前1,500rpm
騒音値:84.9dB
添加後1,500rpm
騒音値:84.1dB
0.8dBの減少に成功
添加後1,500rpm
騒音値:84.1dB
0.8dBの減少に成功
添加前2,000rpm
騒音値93.3dB
添加前2,000rpm
騒音値93.3dB
添加後2,000rpm
騒音値:93.1dB
0.2dBの減少に成功
添加後2,000rpm
騒音値:93.1dB
0.2dBの減少に成功

総評

総評
騒音の減少値は僅かだったが打音のような音質から正常な機械作動音に変化していた。
燃料の噴射量を調整しアイドリング回転数を固定しているディーゼルエンジンに於いて、上の写真の様に添加後にアイドリング回転数が100rpmも上昇したのは各部の潤滑向上により摩擦ロスが減ったこと、油膜を厚くする効果で密閉性を向上することでの燃焼効率改善が好影響をもたらしたと考えられる。
また、アイドリング回転数を再調整することで燃料消費量も抑えることが可能となる。

愛艇を永く乗る為にもSOD-1 MARINEを是非お選び下さい。
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