製造事業
製造・開発
時代のニーズに合わせた製品開発
D1 ケミカルでは、設立当初から、予防整備を体現する独自技術「CPR テクノロジー(洗浄・保護・回復)」を使用し、今ではすべての製品開発の基礎となっています。
整備業界が抱える課題の解決や、新たな市場への展開を見据えた開発も進めており、OEM 製品のご要望にも柔軟に対応しております。
OEM 製造については、お気軽にお問い合わせください。
現代のニーズ
1.安全性の向上
メンテナンスや整備の質による「予防安全」
2.環境配慮・カーボンニュートラル
省エネルギーや排出ガス削減の技術
3.インフラの維持
メンテナンスによる長寿命化の推進
4.持続可能な社会の構築
長く安全に使い続ける「サステナビリティ志向」
現代の要求に合わせた製品を供給しています。
燃料添加剤
ガソリン燃料添加剤
ディーゼル燃料添加剤(開発中)
SDGsとは(外務省)
基礎研究
熊本県「崇城大学」との基礎研究を通じ、
安心をお届けします。
2014 年より、崇城大学の機械工学科里永教授の研究室と共同で、「SOD-1」の性能について研究し、その結果を毎年開催されている日本設備管理学会、日本機械学会で発表しております。
基礎研究論文
・転がり軸受の損傷に与える潤滑油添加剤 (SOD-1) の効果
・弾性流体潤滑条件下における潤滑油添加剤 (SOD-1) の挙動に関わる考察
・潤滑油添加剤 (SOD-1) が複合動作下における軸受寿命と潤滑状態に与える影響
背景と目的
わたしたちは、機器のロングライフ化には「CPRテクノロジー(洗浄・保護・回復)」が必要不可欠であると考え、そうした思想のもと、プロのメカニックが安心して使用できる製品を目指し、 その中で、高性能な配合にたどり着いたのが、オイル添加剤SOD-1 Plus の始まりです。
本研究では、その SOD-1 Plusの潤滑作用のメカニズムを基礎から解明することを目的としています。これにより、自動車および産業機械分野におけるSOD-1 Plusの潤滑性能の有効性を、科学的に実証することを目指します。
研究内容と主な評価項目
「自動車用潤滑油の還元添加剤におけるトライボロジー特性に及ぼす影響」
「転がり軸受の損傷に及ぼす潤滑油の影響」
摩耗の抑制
・ 添加なしのエンジンに比べて、摩耗が大幅に抑制されていることを確認
・ メカニカル部品(ピストンリング、カムなど)の摩耗痕が明確に違いあり
エンジン内の清浄効果
・カーボン付着量の減少が観察され、オイルラインの健康維持にも貢献
燃費・排気ガスの改善
・ CO・HCの排出量が最大で約 20~30%改善
・燃焼効率の向上につながっている可能性が示唆される
これらの成果は、自動車業界だけでなく、産業機械の分野からも注目を浴びています。更に SOD-1 Plusを添加することで、油膜の厚さが向上するという結果も出ており、トライボロジーの学者の方にもご興味を関心を持っていただいております。
論文一覧
研究の詳細は、ダウンロードしてご覧いただけます。
このように D1 ケミカルでは、単に効果を謳うだけでなく、具体的な検証を通してユーザーの信頼に応える製品づくりを行っています。
今後も、より確かな性能・品質をお届けするために、第三者機関との連携・研究開発を継続してまいります。