導入事例

【VWニュービートル】 レベルゲージが無い車でもATオイル交換可能です!

2017.06.19 | AT/CVT/DCT、すべて
【VWニュービートル】 レベルゲージが無い車でもATオイル交換可能です!

導入事例データ

●検証車両 : フォルクスワーゲン ニュービートルカブリオレ
●型式   : GH-1YAZJ
●エンジン : AZJ
●排気量  : 1.98L
●走行距離 : 約12万km(H29年1月現在)
●使用状況 : 通勤
●施工内容 : オートマチックオイル交換+SOD-1Plus添加(総油量の7%)

お客様の声

前回もオートマチックオイル交換とSOD-1Plusを施工してもらい、シフトチェンジのスムーズさ・加速感の変化を体感する事ができました。とても気に入っている車なので、長く良い状態で乗りたいという思いで、今回もオートマチックオイル交換とSOD-1Plusを施工してもらいました。約12万㎞走行と過走行車にも関わらず、気持ちの良い走りをしてくれるので、毎日楽しく運転できています。

ハンドポンプを使用してATF交換

今回の事例では1穴式のオートマチックオイル交換の手順をご説明します。
車種によっては「整備モード」以降や「油温調整」が必要な場合があります。施工時には必ずサービスマニュアルをご確認下さい。
まず、最初にオイル量のレベルチェックをします。オートマチックオイルを抜く前に必ず行って下さい。
〈レベルゲージが無いお車のレベルチェックの方法〉 エンジンをかけて、ATF交換設定温度まで油温を上げます。夏場などはすぐ温度が上がるため設定温度の-5度を目安に次の作業に取り掛かって下さい。この車両の場合、設定温度は40度の為35度の時点でドレーンプラグを外し油量をチェックしました。 適正量入っている場合は、油温約40度でドレンプラグよりオイルが漏れてきます。
※オーバーフローパイプが緩んでいると油面が下がりますので、一度軽く締め直して下さい。強く締めすぎると壊れる可能性もあるため注意して下さい。
※もし設定温度になってもオイルが漏れてこない場合は、油量が少ない状態です。その場合は設定温度で適正量になるようオイルを補充してからATF交換を行って下さい。

オーバーフローチューブについて

レベルゲージレス車の一穴式の場合、フルード量を調整するためにオーバーフローチューブがセットされています。パイプになっていてドレーンより挿入します。フルードを補充し規定量を超えると、オーバーフローチューブからフルードが流れ出てきます。逆に、少ないとオーバーフローチューブからはフルードが出ません。これによってフルード量の調整ができます。

※レベルチェック・フルード調整は必ず設定温度で行って下さい。

レベルチェック後、エンジンを止めドレーンプラグからATFを抜きます。オーバーフローパイプを外すと、ATFが出てきます。
必ず抜けたオイル量を確認して下さい。この車両の場合、一回の排出量は約2Lでした。
今回もハンドポンプを使用しATFを注入していきます。
(ハンドポンプについて→https://d1-chemical.com/handpunp-atfchange
抜けたオイルと同量の2Lを注入し青のレバー(コック)をOFFにします。(コックがOFFの状態ではドレーンプラグよりオイルが戻ってきません)
エンジンをかけてシフトチェンジ(D~R)を10往復ほどして、注入したオイルをしっかり混ぜてエンジンを止めて下さい。
『オイルを抜く→抜けた量のオイルを注入→エンジンかけてシフトチェンジ』を抜けてくるオイルが綺麗になるまで繰り返します。(使用するオイル量はATF総油量を目安にして下さい)
※D1ケミカルオリジナルチャック付きハンドポンプだと、チャックで簡単にホースを外せます。
最後のオートマチックオイル重鎮の前にオーバーフローパイプをセットし、SOD-1Plusを約500㏄(総油量の7%)注入します。
当社ではオートマチックオイル交換の際は必ずSOD-1Plusを添加することをおススメしています。SOD-1Plusの洗浄効果はオートマチック機構内部(ストレーナー、クラッチ、バルブボディ等)に蓄積した酸化物質を除去します。また、Oリング・パッキン等のゴムの硬化抑制と柔軟性回復により、オイル漏れ・滲み予防、AT内部の油圧回復等の効果があります。 (社用車オデッセイ16万㎞オートマチックオイル無交換車で効果を実証しております→https://d1-chemical.com/examples/view/10 )
ドレーンプラグより残り約1.5LのATFを注入後、エンジンをかけオイルを補充しながらオイル量を調整します。
レベル調整の方法 設定温度でドレーンプラグからオイルが漏れてくるまで注入して下さい。
ハンドポンプ本体のエアーバルブを横にすると(下記写真参照)、オーバーフロー分のフルードが下がってくるため、ホースを外さずにレベル調整ができ大変便利です。
※レベル調整の際に油温を設定温度以上に上げてしまうとオイルが多く抜け、ATF総量が減ってしまい、ATの動きが悪くなることがります。必ず設定温度でレベル調整をして下さい。
ATF交換の際にSOD-1Plusが必要な理由はこちらの記事をご参照下さい。
「約16万㎞オートマチックオイル無交換車(SOD-1Plus添加有)のATを分解調査」
https://d1-chemical.com/examples/view/10

ハンドポンプについてはこちらの記事をご参照下さい。
D1ケミカル特別ハンドポンプキット】レベルゲージレスの車でも簡単にフルード交換ができます!
http://d1-chemical.com/handpunp-atfchange

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