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SOD-1Plus 使用方法について

SOD-1Plus 使用方法について

万能オイル添加剤「SOD-1Plus」は、プロ専用施工商品です。

添加の際は車両診断が伴います。

施工にあたっては、必ずオイル交換作業習得者が、使用説明及びメーカー指示に従って正しく取り扱ってください。


添加可能箇所・添加率

添加箇所ごとに添加率が異なります。必要量を計算して添加してください。

添加箇所添加率
エンジン10%
MT/ ギヤ10%
AT/CVT/DCT7%
デフ / トランスファー10%
パワステ10%

添加量の計算方法

(例)エンジンオイルへ添加の場合(10%添加)

下記の場合は添加をお断りします。

  • 機械的な損傷がある
  • 異常にスラッジ、カーボンが堆積している
  • 著しくオイル漏れ、オイル消費している
  • 並行輸入車
  • 他の添加剤との併用

エンジンいずれかに一つでも当てはまる場合はご使用できません。

  • マフラーから白煙を吐くターボ装着車(タービンからのオイル漏れを含む)

    ターボ車のマフラーからの白煙は、タービン本体が破損している場合が多く、添加しても効果がありません。タービンからのオイル漏れも同様に破損している可能性が高いです。白煙の症状が出ていない場合でも、オイルメンテナンスが悪い車両は添加しないで下さい。

  • オイル漏れしている車両(異常なスラッジ堆積車)

    ポタポタとオイル漏れしている車両は、シールの破損が原因です。また、スラッジ・カーボンが常に堆積している車両も添加不可です。

  • 異常なエンジン異音の出ている車両(カンカン・ガチガチ)

    エンジン内部での摩耗が進み破損が原因ですので添加はお断りしてください。

  • 他の添加剤との併用

    SOD-1Plus 本来の性能を重視する為と、他の添加剤との化学反応が予測できない為。

油圧式パワステいずれかに一つでも当てはまる場合はご使用できません。

  • パワステポンプ、ホース部よりオイルの滴る漏れがある車両

    パワステポンプ、ホース部のシール・部品破損が原因です。部品交換後の添加をお勧めいたします。

  • ポンプが破損しステアリング操舵が重くなっている車両

    ポンプ破損が原因です。部品交換後の添加をお勧め致します。

  • 他の添加剤との併用

    SOD-1Plus 本来の性能を重視する為と、他の添加剤との化学変化が予測できない為。

AT/CVT/DCTFいずれかに一つでも当てはまる場合はご使用できません。

  • フルードがサラサラ、黒く変色している、ドロドロしている等の劣化がみられ、焦げた臭いや沈殿物にキラキラした金属粉がある場合

    AT/CVT 内部の摩耗が進んでいる可能性が高く、ATF 交換後にトラブルが表面化する可能性があります。ATF 診断機能や、D1 ケミカルが推奨しているコンタミ(鉄粉)チェックでフルード交換後のリスクを推測し、お客様にフルード交換後のリスク、交換しない場合のリスクをご説明した上で判断していただくことを推奨しております。

  • 水が混入し乳化している

    水が混入している場合は、ラジエータークーラー部の破損が多く修理が必要です。

  • オイル漏れしている

    SOD-1Plus パッキン効果によるオイル滲み程度であれば、SOD-1Plus のゴム・シール等への膨潤作用により改善が期待できますが、部品の破損等によるオイル漏れの場合は修理が必要です

  • 著しい異音、振動、滑り、変速ショック、加速不良などがある車両

    機械的な異常がある場合は修理が必要です。CVT 車の「シャー」音はベアリングが焼き付いている可能性が高く修理が必要です。

  • 他の添加剤との併用

    SOD-1Plus 本来の性能を重視する為と、他の添加剤との化学変化が予測できない為。

  • 並行輸入車

    SOD-1Plus 並行輸入車は、原則として添加不可です。

  • エクストロイド CVT(セドリック・スカイライン等)

    特殊機構の AT 専用フルードへは添加不可です。

MT/ ギヤいずれかに一つでも当てはまる場合はご使用できません。

  • 著しい異音、振動などがある車両

    ミッション内部の摩耗が進み部品破損が原因ですので、修理が必要です。

  • 水が混入し乳化している

    水が混入している場合は、ラジエータークーラー部の破損が多く修理が必要です。

  • オイル漏れしている

    ミッションオイルシールの破損が原因ですので部品交換、修理が必要です。
    ミッションオイルシール硬化によるオイル滲み程度であれば、SOD-1Plus のゴム・シール等への膨潤作用により改善が期待できますが、部品の破損等によるオイル漏れの場合は修理が必要です。

  • 水が混入し乳化している

    水が混入し乳状化している場合、ミッション上部リリーフバルブ破損の可能性があります。破損の場合、部品交換後の添加をお勧めいたします。

  • 他の添加剤との併用

    SOD-1Plus 本来の性能を重視する為と、他の添加剤との化学変化が予測できない為。