コンタミチェッカーの講習会では、コンタミチェッカ—の使用方法だけでなく、ATオイル交換時の注意事項、SOD-1Plusが必要な理由を実際のAT機構内の部品を使用して説明しています。
弊社ではATオイル交換の際にストレーナーの交換も推奨しています。鉄粉やスラッジがたっぷり詰まった使用済みのストレーナーを見ていただく事でその理由を納得していただけました。
また、ATオイル交換時に必ずSOD-1Plusを添加する事をおススメする理由は、弊社の試験車両オデッセイ約16万㎞ATオイル無交換のバルブボディ、クラッチディスク、Oリングを手に取って見ていただく事で実感していただけます。約16万㎞ATオイル無交換で走ったにも関わらず、バルブボディに汚れはなく、クラッチディスクの減りも少なく、なんといってもOリングのひび割れ無く柔軟性を保っているのに驚いていただけます。OリングはAT機構内で何個も装着されており、Oリングが劣化すると正常な圧力が加わらなくなりその結果、油圧異常を伴い作動不良を起こしクラッチ摩耗や部品の損傷といった悪循環となり最終的にはAT不具合に繋がります。
こちらの記事もご参照下さい。【SOD-1効果検証】約16万㎞オートマチックオイル無交換車のATを分解調査↓
http://d1-chemical.com/at-atf
講習会後は、参加者の方から「ATを分解して内部を確認することは無いからとても分かりやすかった。」「コンタミチェックの必要性、SOD-1Plusの必要性が今までより深まった。」「一穴式の場合のフルード交換方法を知れて良かった。」「ハンドポンプがあればフルード交換に取り組めそう。」などのご意見をいただき、皆様に喜んでいただける講習会になりました。