導入事例

【ミニ クーパーD クロスオーバー】ATフルード交換+SOD-1Plus添加で安心の予防整備!_XD20F 

2025.11.20 | AT/CVT/DCT
【ミニ クーパーD クロスオーバー】ATフルード交換+SOD-1Plus添加で安心の予防整備!_XD20F 

導入事例データ

【車両情報】
車両詳細:ミニ クーパーD クロスオーバー
車両年式:2015年12月
車両型式:LDA-XD20F
走行距離:94,059km

【作業メニュー】
・ATフルード交換(循環交換)

【使用オイル】
・モチュール ATF VI
・万能オイル添加剤 SODー1Plus

【作業時間】
・合計120分
本日は ミニクーパーD クロスオーバーの D1式フルード交換 をご紹介します。

今回は「中古車で購入して特に走行に問題は無かったが、交換をお願いします」という予防整備のご依頼です。
アイシン6ATは、変速ショックやギヤが入りにくいなどの問題が多く出ております。
国産車では定期的なフルード交換を推奨しておりますが、ミニは無交換を推奨しております。
おそらく、ドイツ本国と比べて日本の道路状況や気象条件ははるかに過酷で、フルードの劣化が早まることが原因だと思われます。
当店のD1式フルード交換では、メーカー適合が取れている高性能フルードを使用し、さらにSOD-1Plusを添加します。
SOD-1Plusには強力な洗浄効果があり、オイルライン内部をきれいに保つことで、通常のオイル交換では難しい内部メンテナンスが可能となります。
これにより油圧が安定し、変速ショックの予防やATの長寿命化につながります。
“壊れる前に守る”予防整備として、今回も安心して施工させていただきました。

リフトアップ後の点検では、漏れやにじみもなく、全体的に良好な状態でした。
まずは、フルードの状況を診断するため少量抜き取ります。



内部摩耗診断(コンタミチェック)
コンタミチェックとはATF(オートマチックトランスミッションフルード)内部の
小さな異物(摩耗粉)をチェックするものです。異物が多いと交換後トラブルの原因になります。

■ コンタミチェックの結果

コンタミチェックによる摩耗度は「レベル1.5」。
定期的に交換されていた車両だったのでフルードの劣化も少なく、
ほぼ摩耗なしで、ミッションの状態も非常に良好でした。

こうした事前チェックによりトラブル無く安心してフルード交換ができます。
過走行などで諦める前に、まずは、D1ガレージへご相談を。
■ATF排出
排出したオイルは透明度が無くかなり汚れています。
抜けた分のフルードを補充し循環交換していきます。

【新旧フルード比較】
右側が新油、左側が抜き取ったフルード
抜いたフルードはご覧の通り真っ黒!!
■ATF注入
今回、使用したフルードはモチュールATF VI
モチュールATF VIは最新AT対応の100%化学合成フルードです。低粘度設計で変速ショックを抑え、低温時からスムーズなシフトを実現。摩擦抵抗を減らし燃費向上に寄与し、熱や酸化に強く長期間性能を維持。AT寿命を延ばす効果も期待できます。
■ 万能オイル添加剤「SOD-1Plus」添加
SOD-1Plusの添加は、D1式フルード交換における最大のポイントです。
通常のフルード交換では除去しきれないパーツ内部のスラッジを分解洗浄し、さらにゴムシール類を保護して柔軟性を回復させることで、油圧リークを止め油圧低下による不具合の再発を防ぎます。
加えて、金属摩耗の抑制や油膜保持効果により、長期的にミッションを良好な状態で守り続けることが可能になります。
D1ケミカルでは、ATF/CVTF交換はもちろん、エンジンオイル、ギヤオイル、デフオイルの交換にも対応しております。
愛車に関するお困りごとやメンテナンスのご相談がございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください!
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