【BMW 323i(E90)】　ATフルード交換+SOD-1Plusで発進時のもたつきと変速ショック改善

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2019.08.28 | AT/CVT/DCT

導入事例データ

【車両情報】
検証車両：BMW 323i (E90)
車両型式：ABA-VB23
エンジン型式：N52B25A
ミッション型式：ZF製 6速AT(GA6HP19Z)

【走行距離】
127,683km

・オイル量
　エンジン総油量　：6.5L
　ミッション総油量：9.0L

・SOD-1 Plus添加量
　エンジン　：650cc(10%)
　ミッション：630cc(7%)

【車両状況】
・発進時のもたつき
・軽い変速ショック

お客様の声

施工後の帰りで高速道路を走行しました。
先ず、走り出しのもたつきが無くなり、ストレスなく発進できるようになりました。
高速では加速が鋭くなり、変速もスムーズになり変速ショックも感じなくなりました。
運転するのが楽しくなり、ついついスピードを出したくなります。
効果がすぐに体感できて驚いています。

ATフルードの見た目は汚れています。

摩耗レベル2です。

油量点検・給油用ドレンがあります。

オイルパンは樹脂製で定期交換部品となっています。
※フルード滲みや漏れが出てきた場合はオイルパンが熱によって変形している可能性がありますので早めの交換をお勧めします。

こちらのドレンからフルードを排出します。
フルードの循環を行う際に再利用します。

オイルパンを外し新品と取り替えます。

オイルパンマグネットに鉄粉が付着しています。
金属摩耗から出る鉄粉がフィルターを詰まらせトラブルが表面化しますが、SOD-1 Plusを添加することでトラブルの原因となる金属摩耗を抑制します。

新品オイルパンを取り付けます。

排出される量は4.5L程
オイルパンを取り外して更に1.5L程抜け為
排出されたフルード合計6Lとなりました。

フルードとSOD-1を注入します。
※エンジンをかけた状態

フルードが規定量まで入ったので、ATフルード交換は完了です。

続いてエンジンオイル交換とSOD-1の添加を行います。

エンジンにSOD-1を添加します。
エンジンオイルを入れ油量を調整していきます。

パワステにもSOD-1Plusを添加します。

ATF交換とSOD-1Plusの添加で走りが変わります。

①湿式多板クラッチやトルコンロックアップ機構のクラッチ板の表面の汚れを洗浄することで、ディスク間の滑りを解消。それによりジャダー症状の改善や摩擦、汚れの再付着を予防します。
②油圧をコントロールしているソレノイドバルブに付着した汚れを除去することで、正常に作動することができます。
③Ｏリングの柔軟性回復・効果予防によるオイルリークの改善・防止ができます。
④（①＆②により）オイルポンプからの吐出量の回復、適正油圧によるクラッチ・ギヤのコントロールで正常な動作へ改善ができます。

これらの効果により、一番ロスが生じやすいスタート時の出力改善ができ、発進時のもたつきを改善します。
SOD-1Plusは対処療法を目的とした添加剤とは違い、根本的な原因の解決により、新車時の性能が発揮できる状態のも戻すことを目的にした添加剤です。